安田泰子さん 72歳
【はつらつ元気5月号に掲載されました】
この方は、全身の倦怠感、頭痛、ひざ痛などを改善しようと当院にいらっしゃいました。ご家族によれば、平成12年3月に風邪をひいたことがきっかけで体調をガクッと崩されてしまい、以来、こうした不調が出てきているとのことでした。初めて当院にいらしたときにはお話ししてもらっていませんでしたが、同時に血糖値400に達する糖尿病もわずらっていました。糖尿病の薬を処方されていたのですが、飲んだり飲まなかったりになってしまっていたようです。安田さんの足裏もやはり古い角質が残ってガサガサ、大きな魚の目もできていました。さらにふくらはぎは骨と皮だけのようになって弾力を失い、不健康そのもの。全身を整えながら、糖尿病改善のための足裏もみも施していきました。あとで娘さんにうかがったところによると、何度目かの施術の翌日の朝、安田さんが起きてこないことがあったそうです。どうしたのかと思って様子を見に行くと、ぐっすり眠っている。普段なら早朝に起きるところを昼過ぎまで布団で過ごしていて、安田さんはあまりの眠さに起き上がれなかったとおっしゃっていたそうです。これは足裏もみによる効果が出た証拠。代謝が上がって、体が活性化しているためと思われます。それを機に週1~2回の施術を繰り返して、体調はぐんぐんよくなっていきました。そして、4カ月経つころには、血糖値400が92にまで大改善。糖尿病を完全に脱出できたのです。ここ数年の安田さんにはまだらボケの症状が出ていてご家族も大いに心配していましたが、足裏もみを続けた結果、ボケ症状も解消。しゃんとして、受け答えも明晰になっています。体が軽くなって、来院当初に感じられていた不調も一掃。お会いするときはいつも元気いっぱいですし、ご自宅で足裏もみを続けていらっしゃいます。安田さんの回復ぶりに驚かれた娘さんも来院し、現在は親子で足裏もみをがんばっています。