Y.Tさま 90歳
【はつらつ元気12月号に掲載されました】
78歳のころから、物忘れがひどくなったというYさん。それでもなんとか仕事を続けていたそうですが、同じ家に何度も集金に行ってしまったり、近所の方からも心配されるような行動をとってしまったりと、認知症を疑うべくもない状態だったそうです。認知症に関しては、もう高齢だし仕方がない、とあきらめかけていたそうですが、YTさんは気管支炎や高血圧のほか糖尿病も患っていた関係もあり、私のところへやって来たのです。
YTさんの足裏は古い角質が残ってカサカサとしており、大きな魚の目もできていました。弾力のないふくらはぎは骨と皮だけのようで、まさに不健康そのもの。全身を整えながら、糖尿病改善の反射区をもんでいきました。
これはあとでYTさんの娘さんにうかがったことですが、初めての施術の翌日、いつもなら早朝には目覚めているYTさんが起きてこないことがあったそうです。娘さんが様子を見に行くと、ぐっすりと眠っていたそう。YTさんによれば、あまりの眠さに起き上がることができなかったというのです。これは足もみによる効果が出た証拠。代謝が上がり、体が活性化したためでしょう。足もみをはじめて4カ月が経つころには、YTさんは糖尿病を脱出。さらには認知症の症状がすべてなくなったというのです。近所からも「物忘れが治ったね」、「若返ったね」と声をかけられたほどだそう。YTさんはその後自宅での足もみを続けたおかげか、90歳になる今でも体は健康そのもの。認知症の症状は無論なく、元気ではっきりとした受け答えができているということです。