12/31【足もみ技術】陰と陽の違いを足もみに取り入れる
2024年12月31日
夜が一番長い日。
「陰」のパワーが一番強い日。
今年の冬至は、12月21日でした。
この日を境にして、1日1分づつ日が長くなり
夏至に向かって「陽」のパワーが
少しずつ強くなっていきます。
万物は、陰「抑制」と陽「亢進」の
バランスで保たれているという
陰陽五行説という学問があります。
女が陰で男が陽
(精神は男が陰で女が陽)
下が陰で上が陽
内が陰で外が陽
地が陰で天が陽
臓腑が陰で臓器が陽…
陰と陽にどちらかが優れている
ということはありません。
陰には、蓄える。込める。入れる。
という作用があります。
静と動でいうと、「静」
内省して、知識+見識+胆識を
鍛えるための時期といえます。
陽には、「放出」「発散」「捨てる」
という作用があります。
「動」です。
挑戦する+行動を起こす+活動する
時期に変わります。
足健道では足もみに、この考え方を取り入れています。
右が陰で左が陽。
左は「陽」なので、左側をもむときや回すときに
ストレスを出す。
老廃物を出す。
もう必要ではなくなったものを捨てる。
という意識で行います。
呼吸と同じように吐いてから吸う。
出したり、捨てたりして整理することで
空いた場所に、エネルギーも人もモノも入れられる。
右は「陰」なので、
エネルギーを貯める。
力を蓄える。
エネルギーを補充して元気になる。
新しい自分になる。
という意識でもみます。
一方で、イギリスやドイツの考え方は
心臓から一番離れている「右」から始めることが
末梢神経と血流促進により良い効果を発揮する
という考え方もあります。
じゃあ、どっちなんだ?
私が、7カ国の足もみを勉強したときに
迷った事の一つです。
なので、足健道では、
施術毎に各々の考え方を
取り入れた良いところどり施術を行っています。
コース料理でいうところの前菜とかスープ。
前半は、心臓から一番離れた場所「右」から
血流を促していきます。
メイン施術で、「左」を先に。
最後に、右で締める。
新しいエネルギーを蓄えていく。
と、ここまで書きましたが
みなさんがご自分で足をもむときは
どっちでもいいです。(笑)
でも、より本気で取り組みたいとお考えの方は
ぜひ、このパワーバランスを意識しながら
やってみてください。
人生にも。毎日の生活にも役立てられると思います。
それでは皆様、良いお年をお迎えくださいませ♪