小西智子様 主婦 57歳
【安心12月号に紹介されました】
動悸やめまい、不眠に悩まされる
私は 50代に入ってから、動悸やめまい、不眠といった更年期症状に悩まされるようになりました。
漢方薬を試したり心療内科にかかったりしましたが、症状が軽くなる程度で、薬をやめれば元に戻ってしまいます。
根本的に体質を改善したい。
そう思っていたときに、書店で田辺智美先生の本を見つけたの です。足の裏を中心に、足をも む内容だったのですが、これな ら手軽に実践できると思い、試すことにしました。一昨年の冬 のことです。
足の裏もみは私にとても合っ ていたようです。
本を見なが ら、基本のやり方や更年期障害 にいいというやり方を、朝晩 1日 2回行ったら、体調がよくな っていったのです。 即効性もあるのか、足の裏も みをすると気持ちよくなり、眠 気が襲ってきます。
それまでの 私は、寝つきが悪かったり夜中 に目が覚めたりしていました。 それがぐっすり眠れるように なったのです。ひんぱんに起こ っていた動悸やめまいの間隔も 遠のいていったのです。
手遅れになると 命にかかわる
予想以上の効果に感激した私 は、夫の足ももんであげるよう になりました。すると、やはり びっくりするほどの改善が見ら れたのです。
私の夫は5年前に腸捻転(腸 が何らかの原因でねじれる病 気)を発症し、それ以降、何度 もくり返していました。
病院でねじれを治す処置を受 ければ腹痛は治まりますが、手 遅れになると命にもかかわる病 気です。ですから、いつ起こる かヒヤヒヤして、気が休まるときがありませんでした。
そこで、足の裏もみを試すこ とにしたのですが、1つ問題が ありました。夫は 代のころか らの、ひどい水虫です。 足の裏どころか、甲まで皮が めくれているのが嫌で仕方ない らしく、私にさえも「足を見ら れたくない」と言うのです。
そこで、靴下を履いたまま足 もみすることになりました。靴 下の上からだと、手が滑ってや りにくいのですが、何もしない よりは絶対にいいはずです。 そんな私の思いは正しかった ようです。
足の裏もみを始めて2年たちますが、あれほどひんぱんに起こっていた腸捻転が、 足の裏をもみ始めてからという もの、一度も起こっていないの です。
腸捻転は、便秘になると起こ りやすいと医師から言われてい たので、以前の夫はお通じが滞 ると下剤を飲んでいました。 ところが、足の裏もみを始め てからは、お通じがよくなり、 下剤を飲む必要がなくなってい たのです。
また、 30年来の水虫もよくな ってきました。そのことに気づ いたのは、足の裏もみを始めて 半年たった頃です。
耳の反射区付近に 水虫があった
その頃になると、夫は靴下を 脱ぎかけの状態にして、足の裏 もみをさせてくれるようになり ました。見ると、足の甲の水虫 がきれいに治っているではあり ませんか。 その後もかかと、足の裏、足 の指の間の順で、水虫はゆっく りですが、確実に治っていきま した。 ただ、足の小指の水虫だけ が、どうしてもよくなりませ ん。
そのころ、私は足もみ をもっと学びたい、と考 え、田辺先生の講座を受 講していました。そこで 田辺先生に相談してみた のです。
すると「小指は耳の反 射区(全身の臓器や器官 に対応する部位)だか ら、耳が悪いんじゃない?」とのこと。
夫に確認す るとその通りで、「実は耳鳴り がして、聞こえにくい」と言う のです。
先生からは「痛いだろうけ ど、力を入れてもんでみて」と アドバイスがあったので、その とおりにしてみました(耳鳴り に効く足の裏のもみ方は○ペー ジ参照)。
その結果、残っていた水虫も1ヵ月程度でほぼきれいになっ たのです。
それと同時に、耳鳴 りや耳の聞こえも改善していき ました。 以前の夫は、自分のわきの下 に挟んだ体温計が「ピピッ」と 鳴る電子音も聞こえなかったそ うです。
それが今では、2階で鳴って いる携帯電話のアラームの音に も気付いて、「なにか鳴ってる いるよ」と、知らせてくれるの だから、こちらが驚いてしまい ます。
今では夫も、足もみの威力を実感して、自分でも足 をもむようになりました。私 も、今後もずっと続けていくつ もりです。