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5/6【第五感 体・皮膚】皮膚から生きる力を強くする5つの養生法。

2024年5月6日

体と心は、五官*1と五感*2で創られます。

*1「五」目・耳・鼻・口(舌)・体(皮膚)

*2「五」視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚

 

5番目に位置づけられている体(皮膚)と触覚「第5感」。

実は五行学説の五官*1には

体「皮膚」は含まれていません。

ここでは貝原益軒(江戸時代の儒学者)の

体を「動かす」という働きによって

思考(心)は創られる。

皮膚から受ける刺激によっても思考(心)が創られる。

という教えを取り入れています。

 

私たちの皮膚は、

24時間体制で気圧や気温の変化を感じ取ります。

 

寒ければ、毛穴を引き締めて体温が下がらないように。

暑ければ、毛穴を開いて汗を出し体温が上がりすぎないように。

また、だるくなったり、やる気が起きないという体感は、

気圧や気温の急激な変化のためのバランス調整をしています。

 

一方、ゾットするほどの恐怖やストレスを感じたときに

「鳥肌が立つ」という表現があります。

これは感動する話を聞いたときや

心に響く音楽を聞いたときにも起こりますよね。

さらに、「肌が合わない」「肌で感じる」

という言葉通り、皮膚は喜怒哀楽による

複雑な心の動きと深く連動していることがわかります。

 

それでは、体(皮膚)から

生命力を強くする5つの養生法です。

 

1.冷えをトル。

実は体に冷えがある間は、

どのような健康法を実践しても効果が出にくいです。

まず「冷えをトル」ことが重要。

・就寝中にかかとにサポーターを着ける。末端を温める。

・足湯をする。脳や心臓から一番離れている末端から

ジワジワと血流を促す方法。

・足もみは、指先+かかと+ふくらはぎを念入りに。

 

2.肌を乾燥させない。

乾燥は、肉体の老化を早めます。

ローションやクリーム、自分に合うモノを

お風呂上がりにつけてください。

痒みがでたら、掻かずに塗る習慣を。

 

3.排泄する力を高める

腎臓+輸尿管+膀胱+尿道+ふくらはぎをもむ。

湿疹は、排泄しきれなかった体からの老廃物。

皮膚の不調は体の冷え。血液の汚れ。排泄力の低下です。

 

*足もみ初心者で時々起きるのが、

足をもんだら湿疹が出た。

(*5の慢性的湿疹とは別)

これは、排泄がスムーズにできていない証拠。

毎日もんでいけば、収まります。

 

4.自分で自分を「撫ぜる」

頭の先から、手の先、体中を「よし。よし。」撫でてあげる。

子供の頃、祖父母や父母、親戚の人などに

頭を撫でられたり、体を撫でられたことを

思い出してみてください。

大人になっても、友達や恋人、夫婦間でもあると思います。

心が柔らかい気持ちになって、スーッと落ち着いて、

愛されている安心感に包まれたあの感覚。

それを自分でするのです。

大切な人にしてもらったように。

また、してあげたように。

頑張ったときや疲れたとき、悲しいとき、

不安なときも自分で自分に優しくする。

「よし。よし。」する。

もちろん、して貰える人がいれば、

してもらってくださいね。

 

5.思考の癖。「慢性的な湿疹、皮膚のトラブル」

反論したい気持ちを抑圧している苛立ち。

五行学説での情緒は「喜」。

喜ぶことを忘れてしまうほど、

苛立って拒絶していませんか?

 

人格を否定されたり、攻撃されたり、

マウントを取られた出来事を思いだし

心のなかで反論しています。

思い返そうと思っているわけではないのに

言い返したいことが山ほど湧いてきて

苛立ちは増していく。

 

無意識のうちに相手を遠ざけ、コミュニケーションを

取らないような状況を作るようになるでしょう。

と同時に、今まで通りの関係を

続けなければいけないストレスが負担になっています。

そんな葛藤を繰り返しているうちに、

皮膚は炎症を起こし出します。

 

これは関係性や距離感を変える時が来ている合図。

あなたが想うほど、相手は想っていなかった。

伝わってはいなかった。

それに気づいて、傷ついたのです。

 

今、身近だった関係性を見直す。

ちょうど良い距離感を創り直す時期がきています。

 

断ち切るのでもなく(断ち切るのは簡単)

相手を変えようとするのでもなく(人は変えれません)

自分が変化するとき。

 

言い返さなくて良かったのです。

あなたは徳を積んだ。

攻撃、否定、マウントは、相手自身の問題。

皮膚に症状がでているのは、

話し合うとか伝えるという時期ではないからです。

 

今、人生の流れのままに身を任せることを

意識してみてください。

これでいいのだと、自分に言ってあげてください。

心が穏やかになると、皮膚も滑らかに回復していくでしょう。

 

自分に合いそうなもの、やってみたいことを

毎日の生活に取り入れてみてください。

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