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9/25【第六感 意(心)】心が強くなる6つの養生法

2024年9月25日

*ここでお話する第六感は、

霊感やスピリチュアル的な感覚のことではありません。

 

五官*1と五感*2シリーズ。

*1「五」目・耳・鼻・口(舌)・体(皮膚)

*2「五」視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚

 

実は、東洋思想の仏教語にも六根(眼、耳、鼻、舌、身、)という

五官と五感の考え方があります。

6番目に第六感「意(意識・心)」が位置づけられていて、

正式な感官能力であることが説かれています。

 

第六感で思い出すのが子供の頃に観ていた

「大橋巨泉の霊感ヤマカン第六感クイズダービー」

というテレビ番組。(1976年〜1992年)

はらたいらさんとか北野武のお兄さんなど学識・博識ある人や

トンチンカンな回答をするゲストたちの人気番組でした。

現在では第六感という言葉はあまり見聞きすることはなくなり

直感、虫の知らせ、胸騒ぎのほうが聞き慣れているかもしれません。

本人にしかわからない感覚なのだけど、

本人すらも曖昧で神秘的な感覚のこと。

 

しかし近年、科学的にも研究は進められていて、

五官と五感から感じ取った情報を脳が瞬時に整理して物事の判断をする

「心の力」であると言う第六感説があります。

 

「心は脳にある」という説があります。

一方で「心は身体(脊髄・末梢神経・感覚器官)にある」

という説もあります。

令和の時代になっても「心」は複雑で、すべてを解明できていないのです。

でも心が脳か身体のどちらかにあるならば、

五官を大切にして、五感を鋭く鍛え上げることによって、

強い心が創られるということがわかります。

 

私たちは人生に良いことだけが起こればいいのにと願います。

でも人生には、辛いことや悲しいことがたくさん起こり、

すべてが想い描いた通りには進みません。

紆余曲折を通して、喜んだり怒ったり泣いたり楽しんだり

という経験をして、五感は豊かになり、鋭敏に鍛えられます。

マイナスに感じる出来事は、感情経験を積み貯めています。

経験した者にしかわかり得ない感情がある。

それでも、心を腐らせることなくまっすぐに生きて、

乗り越えていくという徳を積み貯てます。

すると、いつの間にか五感は磨かれ人間力が培われていきます。

 

例えば、本物偽物の判断に間違いがない人のことを

利き」が鋭い、見極める力があるなどと言われます。

 

「耳が利く」とは、あまり聞きませんが、

声のトーンを聞き分けるとか、傾聴力が優れているとか、

情報網を持っているなどは、優れた聴き取る能力です。

 

が利く」というのも、嗅覚が優れていて

匂いの微妙な違いや変化を嗅ぎ分ける判断能力が鋭いこと。

 

「口が利く」は、口達者で言葉の選び方が優れていて

コミュニケーションを潤滑にできる能力に卓越していること。

 

肌が利くという言葉はないようですが、

「第五感 体・皮膚」皮膚から心を強くする5つの養生法

の中でも触れましたが、

「鳥肌が立つ」「肌が合う」「肌で感じる」などというように、

皮膚には状況を判断する力があると考えられます。

冷や汗、寝汗なども判断材料になります。

 

気(心)が利く」人というのは、

瞬時に周りの状況を察知して良い状況の流れを

創ることができる人のことをいいます。

 

これらはすべて、第六感による心の力によると考えられます。

心の力は、多くの感情経験によって強くなっていくのです。

 

以下に、第一感から第五感までの記事を残しておきます。

「第五感 体・皮膚」皮膚から心を強くする5つの養生法

【第四感 口(舌)】口力と胃腸を強くする7つの養生法

【第三感 鼻】鼻力と脳力を蘇らせる5つの養生法

【第二感 耳】聴力を蘇らせる4つの養生法 

【第一感 目】視力を蘇らせる3つの養生法

 

それでは、

第六感・心が強くなる6つの養生法

1.足もみを毎日のルーティンとする。

以前、知り合いに足もみのことを聞かれたので、
「毎日足をもんでいる」ことを話したら
「そんな厳しいことできん」とその人は言いました。
「厳しい」という言葉に違和感を覚えたのですが、
なんの違和感なのかその場ではわからず、
その時は何も答えませんでした。
 
その後、フツフツとその違和感の正体が明確になりました。
「毎日足をもむ」ことは、心と体を強くしていくことに繋がり、
自分の心と身体を大切にする習慣です。
ひいては、自分に優しくすることなのです。
なので決して、自分に厳しくすることではありません。
 
私達は生きている限り歳を重ね、肉体の老化は進みます。
ですが、足もみを続けていると、
ジワジワ、じわじわと効いてきます。
病気はあるのだけれど、なんだか調子が良い。
肉体は老化しているはずではあるけれど、なんだか調子が良い。
というような感じで、生きていくことができるようになります。
 
これは五官と五感が生き生きと蘇っている証拠です。
イメージしただけでも嬉しくなりませんか?
 

2.5本の指を揉み込む

5本の指は「頭」「歯」「副鼻腔」の神経と繋がっています。

細かく説明すると「1指」脳・鼻・首・扁桃腺・歯

「2.3指」目・歯「4.5指」耳・歯

また、足先から6本の経絡「気・血の道」が通っています。

これを足経(そくけい)といいます。

さらに、脳や心臓から一番離れているのが指先。

「末端から血流を動かす」ことができれば免疫力が上がります。

指を丁寧に揉み込む&ほぐすことは、とても重要なのです。

 

3.「選ぶこと」の楽しみを意識する

心のバランスを安定させることができるようになります。

見るモノ、聞くモノ、嗅ぐモノ、食べるモノ・飲むモノ、

話す言葉、話す内容、触れるモノ+思考を

心地が良い+ワクワクする+安心できる+楽しくなる

を基準にして選ぶ毎日にしてください。

これらは、自分で選び取ることができることです。

不安になったり落ち込むようなものを選ばない事が重要です。

 

4.逆境は自分の責任で乗り越えると決める。

なりたくてなったわけではない出来事、

自分で選んだわけではない出来事。

悲しいこと、辛いこと、悔しいこと、許せないこと、

腹が立つこと、心配なこと、不安なこと、我慢

の出来事に遭遇することがあります。

その感情を勇気を持って受け止めること。

感情は十分に味わって良いのです。

「今、私は悲しい」「今、私は辛い」

でも、その感情に長く留まらないようにしてください。

長く感じてしまうと、心と体の安定が崩れ

病気の方にバランスが傾きはじめるからです。

そうして感情を味わったあとは、思考を変えます。

同じようなつらい経験をしている人の気持ちが理解できる

というだけでも徳を積んだことになります。

その感情は、波のように何度も繰り返しやってくるかもしれません。

そのたびに、人の気持がわかるようになれたと、

自分に言い聞かせてあげてください。

そうして次はどのような転機にするか。

「あの出来事があったから、今の環境がある」

を創るスタート地点です。

 

5.信念を持つ

我が強いとか気が強いというのは、

気性が激しく感情をあらわにする攻撃的な心のことです。

心が強いというのは、芯が強い=信念が強いことであり、

他者との勝ち負けを基準にしていません。

信念とは、自分の仕事や行いが、

周りの人の心を軽くするとか楽しくするとか幸せにするために

行う善の行動が軸になっていることをいいます。

 

6.心が知らせてくる合図に気づく

ふと、心が穏やかになるとか、ワクワクする感覚

が湧いてくるとき、今の思考はOKです。

イライラしてくるのは、その思考間違っていますよ!の合図です。

 

できそうなことを取り入れてみてくださいね。

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